STY女王 強さの秘訣は、体重計を使ったトレーニング!

STY女王にきいた、

体重計を活用したユニークなトレーニングとは!?

 

今年9月に開催されたトレイルレースSTY(静岡to山梨)<総距離:76.7km累積標高差:3828m、制限時間:24時間>で優勝した宮﨑喜美乃さん。子供の頃から走るのが好きで、高校・大学時代は全国駅伝に出場。鹿屋体育大学大学院で山岳スポーツの研究をし、現在はプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが代表をつとめるミウラ・ドルフィンズに所属する。

STYの女王と聞けば経験値も高そうだが、トレイルレースは2014年10月のハセツネCUPが初めてというから驚きだ。そんなトレイル界の新星、宮﨑さんの活躍を支えているトレーニング方法を教えてもらった。

 

“宮﨑流の踏み台昇降運動とは・・・?”

元々は登山のためのトレーニング法だそうだ。登山では傾斜のある坂道を登るため、平地を走るより大きな筋力発揮が必要とされる。そのため小さい筋肉(腓腹筋やヒラメ筋など)よりもいかに大きな筋肉(臀筋や大腿四頭筋)を使い、疲れをためないように歩くかが重要だ。これはランニングも同じで、体幹に近い筋肉を使えると、疲れにくくなり長時間走れるフォームを会得しやすい。

踏み台昇降運動は、臀筋や大腿四頭筋を鍛えるトレーニングとして効果的だ。持久力をつけるような速い速度ではなく、あくまで筋トレのイメージでやるのがよい。ゆっくりなペースで行うことでバランスも鍛えられ、目的の筋肉に刺激が入りやすい。ただどんなトレーニングも正しく行わなければ、効果は減る。そこで登場するのが、体重計だ。


“体重計を使って、正しく体重移動をできているかチェック”

台の上に体重計を置き、その上にのることで体重移動がきちんとできているかの目安にする。台の上にのった時、8割以上の体重をのせることができれば正しく体重移動ができたことになる。(※できればアナログの体重計の方が数字の動きがずっと見えるのでよい)最初は難しいので、階段一段くらいの低い台からスタート。慣れてきたら高さを徐々に上げていこう。

◆踏み台昇降運動のポイント

①前脚を台の上にのせたら、上体を前に倒す。しっかりと前脚に体重をかけ、台の上に重心がくるようにする。お尻の筋肉、背筋は伸ばす。

②前脚にしっかりと体重をのせたら、ゆっくりと体を起こす。脚だけではなく、腹筋やお尻の筋肉を使えているか確認しよう。手で触ってみるとわかりやすい。膝が外側や内側にそれないように注意しよう。